「いい宿見つけたから行かない?」
ごんごま一家に誘われた今年のゴールデンウィーク。

我が家はひと足お先に岩手陸中海岸へ
2006年旅行の始まり!




4月29日(土) 1日目


出発

午前3時、岩手陸中海岸へ向け我が家を出発。
ゴールデンウイークの渋滞を避けるためと、
ETC深夜割引の適用を受けるため今回も早めの出発になった。
高速道は順調、エルのトイレ休憩でSAに立ち寄った以外は
ずっと走りっぱなし。午前9時過ぎには陸前高田に到着してしまった。
予想以上に早い到着となった。





高田松原


松林を通り抜け高田松原の海岸に出る。
海が眩しく快晴の天気が気持ちいい。
落ちていた木っ端でエルと遊びながら波打ち際へ。
いつもは波にしり込みのエルはどうした事か今日は
海に向かってグイグイ引っぱる引っぱる。
いいねいいね!楽しそうなエルの姿・・・
ん?よく見ると打ち上げられた魚の死骸。
魚のニオイにひき付けられていたよう。
ペロペロ舐めてるから海遊びは強制終了。
ゴールデンウィーク初日、まずは誰もいない
静かな高田松原をひとり占めで遊んだ。




 


 





碁石海岸


遊歩道を歩く。乱暴谷やカミナリ岩、名前の通り荒々しい海岸の眺めが凄い。
時々、「ド〜ン」というカミナリに似た音が本当にする。
波が岩にぶっつかって鳴る音だ。幸いエルはこの音は怖くないようだ。

 




 




 





碁石海岸 恵比寿浜

海まで降りると遊覧船乗り場があった。
ここに来てハッと思い出した。前にも来たことがある。
まだ、エルが我が家に来る何年も前に・・・

遊覧船のおじちゃんに「ワンコもいるけど・・・」って
聞いてみると、一緒に乗ってもいいよって快いお返事が帰ってきた。
「賢そうな犬っコロだな〜」って東北なまりでニコニコのおじちゃんだったから
エルを近くに連れて行こうとしたらで「お前は来なくっていい」ってちょっと逃げ腰・・・
おじちゃんはワンコが苦手らしい。

 




遊覧船といっても漁師さん達が普段使う小さな船。
「前乗ったときはもっと小さい船だったな〜」っと思いながら
舟が岸壁に寄るのを待つ。
今日は引潮で海面が低く、岸壁より少し低い位置に舟があるから
船が波で高くなったタイミングを見はからって乗り込まなくてはならない。
船頭さんに「今乗って!」と言われ先ず私が乗り込み
次の波で高くなった時に
エルのリードを引っぱり無理やり乗せ、
続いてエルママが乗り込み乗船完了。
少しヒヤリの瞬間だった。
さあ、出航!




風も弱く一見穏やかに見えるが・・・




少し沖に出るとカメラを真っ直ぐに構えていられないほどの
波のうねりが遊覧船を揺らす。




岩に当たって砕ける白い波が迫力満点。




すっかり怖がりモードに入ってしまったエル。




この遊覧コース一番の見どころ、奇岩『穴通磯』に着きました。
岩にぽっかり3っつの穴。そこをくぐり抜けます。







ただ、穴を通過するだけの事が・・・




とってもワクワクで、ちょっとスリリング!




くぐりぬけ、振り返ると・・・




光の具合で海が深い緑に光っている。




日本版『青の洞窟』みたい・・・
遊覧船はしばしここで留まります。




奇岩と海の色を満喫し
再び穴をくぐって戻ります。




およそ40分の船旅は2人で3000円。
船酔いしない方は是非!!!

 




大満足の碁石海岸遊覧船でした。
おじちゃんどうもありがとう!




浜に下りてみた。碁石海岸と言われるように
碁石の様な丸い石がゴロゴロしている。
波が打ち寄せるたびに石がカラカラと音を鳴らし
耳に心地よい音だった。

 




大砲のような物体が海岸近くに置いてあった。
聞けば、スーパーなどで見かける塩でまぶされたわかめを
この機械を使って作るのだそう。想像もつかなかった。





碁石海岸でお昼ご飯

遊覧船乗り場の近くでお昼ご飯。
観光地化していないの食堂の雰囲気がほのぼのしていて良かった。
お店の脇のテラス席でエルをステイさせ海の幸を満喫。

 





ホテル陸中海岸


今日のお泊りは『ホテル陸中海岸』。
ただ今、素泊まりまたは朝食だけの縮小営業中との事。
宿の食事が美味しい事に越した事はないが
その食事のおかげで旅の時間の制約を受けるのもあまり好きではない。
その点でこの素泊まりは大歓迎。
すべてに満点じゃないとダメという方には不向きな宿かな・・・
建物自体は少しくたびれていたが案内された部屋からの眺めは最高!
部屋も広くてきれい。




窓からは山田湾が一望。
海一面に広がるホヤやホタテの養殖のいかだが壮観。




さっそくビールでカンパイ!


露天風呂もある。
やはり海が眺められロケーションは抜群!





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