4月30日(日) 2日目


ごんごま一家から岩手の旅行の話が来て
家で何気なく地図をみていたら『本州最東端の碑』というのが
宮古市の重茂半島の『とどヶ崎』にあるのを見つけた。
面白そうなので、行ってみたくなった。
ネットで調べると、遊歩道が本州最東端まで延びていて
1時間ほど歩けば太平洋の素晴らしい景色が眺められると言う事。
というわけで今日は、『とどヶ崎』の本州先東端へ向かいます。
ちなみにこの『とどヶ崎』の『とど』、地図の表記では魚偏に毛と書きますが、
パソコンでは表記されないのでここでは『とどヶ崎』としました。





東経142度4分35秒
本州最東端へ 


夜中の雨は朝にはやんで青空も出てきたが
天気の移り変わりがとても速いのがちょっと気になる。
今は晴れているけど方角によっては雲行きが怪しい。
さっそく出かける準備をするといつものように
エルはソワソワ興奮気味だ。
車のケージにエルを乗せ、さあ出発!




幸いこれから行く重茂半島の方角は晴れている。
国道をはずれ長く続くくねくねした狭い山道を走り抜け
出発地点の姉吉キャンプ場に到着。
車はここの駐車場に止めておきます。




キャンプ場の駐車場から海に向かって歩いて行くと
左側に入り口が見えてきます。
午前8時28分、本州最東端に向かって出発!




登り始めが少々キツイが
木の間から見え隠れする
エメラルドグリーンの海の色が素晴らしい!




新芽のグリーンも鮮やか。
いい季節!

 




木を揺らす風の音、
鳥の鳴き声、
遠くに響く波の音・・・
本州最東端への道のりは気持ちがいい!




「この森は魚にいこいの場と餌を補給する役目を果たしています」と看板。
山を大切にすることは海を大事にするという事。




海の近くとは思えない深い山の景色も
このコースの魅力かな。
海を見に行くのに山道を歩いて行くなんて
何だかワクワクしました。
山から流れてくる冷たい湧き水を
エルは美味しそうに飲んでいました。




こんな海の近くでカタクリの花。
遊歩道沿いに群生していました。




エメラルドグリーンの海、
新芽の鮮やかな緑、
カタクリのうす紫・・・
ここを歩くには今が一番いい季節かも。




午前9時45分、
樹林帯を抜け視界がパッと開け
真っ白に高くそびえる
『とどヶ崎灯台』が見えてきました。




建てられたのは明治35年だという。
100年以上も現役!




太平洋!!!

 




東経142度4分34秒、
本州最東端の地に到着!
実感があるような無いような・・・
もっと海の近くへ。

 




本当の最東端はここらへんかな〜〜〜?
この先は断崖絶壁!
本州最東端を恐怖で実感。。。




太平洋の大海原が素晴らしい!
しばし、最東端の絶景を楽しみます。

 

 




帰りは来た時と同じ道で戻ってきます。
誰でも歩ける簡単なコースなので
本州最東端目指して歩いてみて。
是非!




そろそろ駐車場に付く頃ポツリと雨。
急いで車に戻った。車に乗って数分後、
ザーッと強い雨になった。間一髪だった。
時計はお昼を少し回っていました。
地図を見るとこの先に月山展望台というのがあるらしい。
行ってみることに・・・





月山

月山展望台の標識が出てきた。
道を進むと車がやっとすれ違えるくらいの
舗装されていない林道だった。
山頂までは4キロ。しばらくガタガタ道を走らなければならない。
でも、こういう道があると入って行きたくなる・・・




展望台からの眺めです。
写真左の中央には浄土ヶ浜の奇岩が見えます。
晴れていれば行ってみる価値があるかも。
時刻は午後1時過ぎ、お腹が減りました。

 








異人館

宮古市国道45号線沿いのおしゃれな建物が印象的なカフェ『異人館』。
「愛犬連れの人はテラスでどうぞ」って『るるぶ』に載っていたので立ち寄った。
目の前は青い海がきれいな宮古湾、その先には今日行ってきた
『とどヶ崎』のある重茂半島が見渡せ、眺めは抜群。
カレーやパスタ、手作りクッキーなどが楽しめる。
ここのマスターさん、宮古の観光の事が詳しそうなので
ランチをしながらいろいろ尋ねてみては・・・




 





浄土ヶ浜

白い岩と緑の赤松そして言いようのない海の色・・・
雑誌やパンフレットの浄土が浜の写真はそれはそれは美しく写っている。
でも、実際行ってみるとちょっとギャップがあったりする。
時間帯なのか光の具合なのか・・・

今日は風も波も少なく、海に写る奇岩の岩肌に浄土の世界を感じた。
ゴロゴロとした石の海岸に腰を下ろしあぐらをかいたら
エルが股に座らせろとせがんできた。
しばし、浄土ヶ浜の眺めを楽しんだ。









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