エルと2度目の北海道!

「今年も北海道?」ごんごま家に声をかけたのが4月半ば。
でも、動き出すのが遅かった。我が家で考えた旅プランの
宿はすっかり満室。「もう無理だな・・・」
ところがどっこい、どこでどう見つけてきたのか
「北海道8泊分のお宿を予約したよ〜!」ってごん母からの連絡が届いた。
我が家が声をかけてから数時間後のこと。
さすが旅のスペシャリストですね、ごん母は・・・

ところで今回の旅行も、移動距離がとっても長め。
気になるガソリンの価格はリッター140円を超えるらしい、
何もこんな時に値上げしなくったっていいのに・・・・・・

もう一つ気がかりなのは台風。
台風が日本に3個同時に接近するのは何十年ぶりのことらしく、
そのうちの1個、台風7号が東北を北上して北海道に向かう
予想となっている・・・・・・・
どうなる???

心配性の我が家は一日予定を早めて出発することにした。
ごんごま家よ、お先に失礼〜!





8月8日(火) 1日目


青森港へ

仕事や、あれこれ振り切って北海道へ出発。
それでも、旅行に行かれるという
境遇に感謝しなければならないな〜
8月8日、正午ちょっと過ぎに我が家を出発。
我が家から青森港まではおよそ700キロ程の道のり。
渋滞の一般道を抜け今度は単調な高速道・・・








青森港発函館港行き

PM9:00、青森港フェリーターミナルに到着。
思っていたより早く到着したので
9日AM2:50発の便を、8日PM10:20発の便に変更。
青森函館便は便数が多いからこんな時に便利です。
去年はエルの事が心配で乗船時間が短くて済む、
大間函館の便(乗船時間1時間40分)を
選んだのだけど、一般道が長かった。
今年は青森函館の便(乗船時間3時間50分)をチョイス。
青森港は東北自動車道青森ICを降りてすぐだから
アクセス簡単。一気に北海道が近くなった感じだ。
しばし本州とのお別れ〜





8月9日(水) 2日目




函館夜景

フェリーはAM2:10定刻通りに函館港に到着。
我が家2度目の北海道上陸、もう慣れたもんです!?
さてさて、こんな夜中にさっそく観光です。
函館の街を抜け函館山観光道路の細いくねくね道を
上がっていくと函館の夜景が木々の間から見え隠れ。
頂上展望台にはあの100万ドルの夜景が広がっている。
本物かイミテーションか錯覚を起こしそう。
時刻はAM2:50、こんな深夜にもかかわらず
何組かのカップルがこの夜景を楽しんでいた。
そのカップル達に「ワンちゃん可愛い可愛い!」って
何度も言われたんだ。





函館山観光道路は時間帯によって
一般車両通行禁止になるのでご注意を。








グッドモーニング函館、グッドモーニング北海道〜!

人影も車の往来もない静かな函館も街に
路面電車の線路が街灯に照らされずっと向こうまで続いている。
昼間はお目にかかれないなんとも無機質な光景です。
AM3:45、まっ黒な空がうっすら青くなってきた。
函館の街を出発です。











恵山海浜公園

次第に明るくなっていく空を眺めながら
恵山国道(国道278号)をドライブ。
亀田半島の先端の恵山に近づいたころ、
紫がかった空がオレンジに変わってきた。
パーキングの標識に吸い込まれるように車を停車。
ここは恵山海浜公園。キャンプ場にもなっていて
数人のキャンパーさんたちがのんびり海を眺めている。
我が家を出発して16時間45分、
砂浜に下りるとちょうど朝日が昇ってきた。
北海道旅行、最高の幕開けなのです。

















恵山展望台

感動の日の出を拝んだあと、
適当に車を走らせていると恵山展望台の標識が出てきた。
国道を抜け山道を上がっていく。
駐車場に着くとイオウの匂いが漂い、
噴煙を上げた荒涼とした景色が広がっている。
遊歩道が延びている。少し歩いてみた。


少しボーっとしてきたような気がするけど
コレは寝不足のせいか・・・
それともあの火山の有毒ガスのせい?
エルは大丈夫か?




ひとっこ一人いない恵山の遊歩道。
とうとう遊歩道もなくなってしまった。
展望台はどこ?
斜面の緩やかな所を歩いて高いところをめざします。




あの岩の稜線まで登ればいい景色が見えそう、
そう思いながら上を目指そうとしたが
エルママはお疲れのようで、
エルと一緒にここで待っていると言う。
それじゃ、一人で登ってくるかっ!




砂の斜面に足を滑らせながら岩場の上に出た。
「ほらほらやっぱりいい景色!」
津軽海峡を望む最高の景色
「素晴らしい〜〜〜!」
エルだけでも連れて来ればよかったな〜

 








砂崎の灯台へ

恵山を出発、再び国道278号に入りる。
右手には太平洋が広がる。道沿いのあちらこちらで
日干しされた昆布が吊るされたり、地面に並べられている。
窓を開けると昆布の香り。潮の香りじゃなくって昆布の香りなのだ。
しばらく昆布の香りをかぎながら海沿いを走り、
次に向かったのが砂崎の灯台。
国道を外れ、周りに何にもない草原の中の
ジャリ道を走っていくと、何もない草原の中にポツリと建つ
砂崎の灯台が見えてくる。赤と白に塗られた可愛らしい灯台。
このシンプルな景色、そしてこのシンプルな道、
味わい深くてなんかいいんだよな〜




 








ランチは駅弁

お腹が空いた。朝ごはんをまだ食べていない。
もうすぐお昼になってしまう。エルママがガイドブックを見て
駅弁が食べたいといっている。
森駅へ行き『いかめし』を1個買った。手のひらサイズの小さなお弁当。
これではお腹がいっぱいにならないと、長万部駅の『かにめし』も
買いに行く事になった。結局『かにめし』の他に『鮭飯』も買って
駅弁ランチタイム!
国道を離れた景色のいい所に車を止め
エアコンを効かせた車の中でパクつきました。

 











丘の景色

こういう広大な丘の景色は
北海道じゃないと見れないと思う。
一面のそば畑は圧巻!
国道5号沿い線蘭越町あたりの丘の風景です。











ニセコ駅

ニセコに到着した。羊蹄山が山頂に
雲の帽子をかぶってお出迎え。今年も来たよ〜。
それにしても暑い暑い。日中は関東に負けないくらい暑いかも。
アスファルトが焼けるように熱いのでエルには靴を履かせた。
ニセコ駅に立ち寄った。こじんまりとした可愛らしい駅です。
ホームの見学が自由だということでエルと一緒に入ってみた。
エルと一緒の列車の旅を夢見て・・・











ひっさしぶり〜〜〜

やっとこ最初の宿泊地『ペンションプルーミン』に到着。
わが家を出発して27時間13分後の事。
飛行機なら地球の裏側まで行けそうな位の時間?
一年振りなのにそんなに経っているような、
そうでないような時間の感覚がおかしくなってます。
「こんちは〜お世話になりま〜す!」
看板犬のジュンちゃんほたるちゃんが元気よくお出迎え。
みなさんも元気そう。「ただいま〜!」って言った方が似合いそうな
アットホームなプルーミンに、今年もまたまたやって来ました。








『こむぎ野』

「ちょっとお茶をしよう!」
プルーミンおすすめの『こむぎ野』へ行った。
ケーキのセットはお好みのケーキ2個と
お飲み物のセットで600円。
美味しい安いで大満足。
ランチも安くてボリュームがあって美味しいらしい。
目の前のお花畑と羊蹄山の景色見ながらワンコとテラス席で。
是非!

『こむぎ野』HP














月明かり

たらふく飯を食った。
外に出た。月明かりが羊蹄山を浮かび上がらせている。
旅っていい!





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