4月27日(日) 2日目 


長町武家屋敷跡

雨上がりの気持ちのいい朝でした。
今日は少しだけ金沢の見どころを廻って能登半島に向かいます。
まずは、長町武家屋敷跡へ。
ガイドブックに書いてある説明を読みながら
「細い迷路のような路地はそういう事なのか・・・」と
うなずきながら早朝の長町武家屋敷跡を散策。
風格とモダンが隣り合わせた素敵な町並みでした。

 

 

 





ひがし茶屋街

『ひがし茶屋街』の観光案内をしてくれたのは
浅野川にかかる梅の橋で出会った
ラブラドールと散歩をしていた地元のおやじさん。
一緒に歩きながらちょっとだけ茶屋街のお勉強です。
「ここから10分くらいの所に良い眺めの場所があるんだけど・・・」と
連れて行ってくれたのは黒い屋根瓦の茶屋街を見下ろす素晴らしい所。
12歳になるというラブの男の子もハアハア息を切らせながら
急な坂道を付いてきてくれてホント嬉しいひがし茶屋街の朝のひと時でした。

 

 

 

 





砂浜をドライブ

次は能登半島へ。
まずは波打ち際を車で走れる『千里浜なぎさドライブウエイ』。
砂浜はまるで整地をしているかのように平らで
真っ直ぐ走っている限りでは
舗装してある道路と変わらないほど。
もちろん砂浜だからセンターラインなんてないけど
普通の道路のように左側通行で走っています。
波打ち際に車を寄せて写真を撮っていたら
車まで波が押し寄せてきてちょっとビックリ・・・
久しぶりの砂の感触に喜ぶエルの姿も嬉しかった!

 

 

 





展望がよさそうなので立ち寄った。
エルを立たせシャッターを切っていると
みやげ店のおばちゃんがニコニコ顔で出てきた。
「おりこうさんだね〜〜〜」
昔、犬を飼っていたそうで懐かしそうに接してくれました

ところで、一年ちょっと前に起きた能登半島地震、
その時の揺れはここでも凄かったらしく
今でも売店の壁や駐車場のアスファルトにもヒビが入ったままだし、
観光客も少なくなって大変だと言う事でした。
そんな話を聞きながら名物の『ひっぱり団子』という
みたらし団子のようなお団子を食べた。
上新粉ではなくもち米で作ったお団子は
モチッとした歯ごたえも良かったし
上にかかったしょっぱいくらいのたれがとても美味しかったな〜
能登半島へ遊びに行こう!





能登金剛

能登金剛遊覧船に乗りたかったけど
南よりの強風のため欠航。
洞窟を歩いて荒波打ち寄せる巌門でしばし休憩・・・

 





旧福浦灯台

旧福浦灯台へ向かう小さな漁師町の坂道を歩いていたら
「ウチも犬がいたんだよ、懐かしいな〜」と地元のおばちゃん。
「毎日、かしわとキャベツを炊いたものしか食べさせなくて・・・」と言っていたが
14歳と4ヶ月の長生きだったそうだ。
「灯台はそっちだから・・・」
おばちゃんと別れると、とうとう人が通れるほどの細い道になり
その先には白い木造の可愛らしい灯台。
日本一古いという木造灯台『旧福浦灯台』が
青い海をバックにちょこんとたたずんでいた。
「ノスタルジック〜!」
美味しい空気とのんびりとした環境、
人にも犬にもいいんだろうな。

 





砂浜で・・・

ギネスブックにも載っているという
『世界一長いベンチ』がある増穂浦の海水浴場。
立ち寄ると海岸には人影もまばらだったのでエルを遊ばせました。
明日のウンチは砂だらけなんだろうな・・・・・・

 

 

 





琴ヶ浜

泣き砂の浜『琴ヶ浜』と地図に載っていたので寄ってみました。
キュキュっと砂は鳴きませんでしたが
遠浅の砂浜で波が穏やかでのんびりとした気分にさせてくれました。

 

 





夕暮れの千枚田

千枚田に来た所で夕暮れの時刻となりました。
もう少し能登半島の先端まで行こうと思っていましたが
あとは暗くなるだけ、ここでのんびり日が落ちるのを待ちましょう。
しばらくすると雲の隙間から赤く染まった太陽が顔をのぞかせましたが
ほんの数分でまた雲の中へ入ってしまいました。
低い雲が邪魔をして真っ赤に染まる最高の夕暮れとはいかなかったけど
田んぼに張られた水面に映る空の景色はとても良かったです。

帰りがけに閑散とした夜の輪島の
小さな定食屋でご飯を食べて宿に戻りました。

 

 

 

 

 





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