4月29日(火) 4日目 


荘川桜
(しょうかわざくら)

今回の旅行、エルが来る前に見て歩いた所ばかりなのだ。
戸隠も能登も五箇山も白川郷もこのあとに訪れる高山も妻籠宿も。
無計画な旅でどこに行ってもいいのに結局無難な観光名所ばかりに
行っている気がしないでもないが・・・・・・
御母衣湖畔の『荘川桜』、ここも覚えがあった。
ただ、人ごみが多いのだけは前の時と違っていた。
大型連休だからなと思いながら写真を撮っていたら
エルママが「緒方直人っ!」
テレビドラマの撮影をやっていたのだ。
望遠レンズに付け替えカシャカシャ・・・
「やっぱ芸能人、オーラが出ているよ!」っとエルママの言葉が印象的だった。

 





御母衣湖
(みぼろこ)

実は岐阜県のガイドブックを忘れてしまい
観光名所も分からず道路地図を頼りに
車を走らせていた。すると右手に見えた大きなつり橋。
駐車スペースがあったので入ってみると
天然記念物のナンとかカンとかの化石というのが
あずま屋のような中に展示してあり、その先につり橋が架っている。
とりあえずつり橋を渡ってみたがその先に何がある訳でもない。
このつり橋は何?ちょっと疑問。
でも、つり橋からの眺めは最高だった。
今回の旅の中でもベスト5に入るであろう
素晴らしい景色であったことだけは間違いない。
御母衣湖の水も透きとおっていて透明度抜群だった。
旅行ってガイドブックをなぞるだけになりがちだが
いっそのことそんなもの見ないで自分で
発見する旅というのもいいのかもしれない。

 

 

 

 





人力車に乗って高山の小さな旅・・・

朝市でみやげ物を買って・・・


香ばしいみたらしだんご食べながら観光でもと思ったが・・・


けっこう人ごみが凄い。


ちょうどいい所に人力車。
こりゃ乗るしかないでしょ!

朱塗りの中橋をバックに・・・
さあ、出発!
高山出身のお兄さんの案内で
高山の町を人力車の高い目線で観光!
車の往来もなんのその・・・
ちょっと偉くなった気分の人力車
町にあわせ銀行も渋い!
「饅頭好き?」「ハイッ!」「ちょっと待っててっ」と
饅頭やに入って行ったお兄さん
「おばちゃん饅頭2個ちょうだい」
「これサービスだから・・・」と饅頭を手渡された。
『とらや』の饅頭を食べながら人力車は走る・・・
「ここの酒は美味いよっ!」
お土産に買いました。
お土産にしようと思ったけど
値段が高かった渋草焼・・・
商店街に入りました。
こんな所も人力車で走るのだ。
国旗が揺らめく今日は旗日
祭りの時もいいし
冬の雪の時も風情がありますよ〜
神棚があんな所に・・・
火災と関係があるのだ
「まめ板、食べたことある?」と
再びお店の中に入っていくお兄さん
「これっ、美味いからっ!」またまたサービスで頂いた。
飴菓子なのにパリッパリッっと歯にくっ付かない。
なんとなく懐かしいお菓子でした。
季節ごとに飾る花が決まっているのだという。
今の時期は紫色鮮やかな『てっせん』なんだそう。
飛騨の銘木イチイを使った一刀彫
木の油分が時間の経過と共に渋い色に変わってくるのだとか。
左の鳥は今年彫った物で、
右は何年も経過して自然に色着いた物だそう。

こんな所、人力車で通れるの?と思うほどの人人人・・・
人ごみをかき分けながら人力車は進みます。
同時にお兄さんの観光案内も続くのでした。
ガイドブック見ながら歩くより
高山のことが分かるかもねっ!
ワンコと高山の旅、人力車に乗ることを
強くオススメします!


高山の町を見下ろす

「ワンちゃんと散歩するなら城山公園がオススメ!」
人力車のお兄さんに教えてもらった公園へ。
民家の脇道を登って高い所へ出ると
ピンクや黄色の花が咲き誇る遊歩道へ。
しばらく歩くと高山の町を一望できる展望台に出た。
「あの赤い橋がさっき渡った中橋か〜!」
朱塗りだという真っ赤な橋がかすかに見えた。
ペットボトルのお茶を飲みながらしばし展望を楽しみました。

 

 

 





高山のお蕎麦

「ワンチャン連れで蕎麦食べるんだったらここっ!」
ここも人力車のお兄さんに教えてもらった中橋にも近い『恵比寿南店』。
宮川沿いの大きな柳が風に揺られて見ていて気持ちがいい。
大ざると人力車のお兄さんオススメのおろし蕎麦を食べた。
今まで食べた蕎麦の中で一番美味しかったと言ったら大げさか?
それほど美味しかった!
「ちょっと立ち寄ってみようか」くらいの飛騨高山だが
ほんの数時間の滞在でかなり満喫できたのは人力車に乗ったおかげなんだな。

  






土岐へ

高山から土岐は少し時間がかかりそう。
しかし、我が家の古い地図にもカーナビにも載っていない高速が
開通していて意外と早く土岐に到着でした。
旅籠屋に到着してすぐ近くにあるうなぎ屋へ行ってひつまぶしを食べた。
皮がパリッとしていて身が締まっていて
こんなに旨いうなぎを食べたのは初めてだと言ったら大げさか?
いえいえ大げさなんかではありません。本当に旨かった!
宿に戻ってからも何度も言っていた我が家なのでした。

 





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