8月14日(月) 7日目




雌阿寒岳へ・・・

あんまり、ごんごま家が「山登り、すんばらしかった〜!」
って言うもんだから、山に登りたくなってしまった。
こんな時のために、ガイドブックと一緒に北海道の山のガイドブックを一冊
車に忍ばせておいたのだ。ターゲットは雌阿寒岳(めあかんだけ)に決めっ!
展望良し、歩行時間も短め、明日は天気もよさそう・・・
エルママに「明日は山登りねっ!」って強引に告げたのは
就寝ちょっと前の事だったのだ・・・

一夜明け早朝の朝霧の中を出発した。
しばらくは濃い霧の中を走っていたが徐々に霧が薄くなり、
ある所でパッと霧がなくなり、青空が広がった。
カーナビの案内通りに進むと道は林道になった。
車はガタガタとうるさいのにエルはすやすや寝ている。
直線ではちょっとスピードを上げたりして林道を楽しんだ。
鶴見峠で車を止め景色を眺める。
下界には雲海が広がっていた。
「さっきは、あの雲海の中を走っていたんだな〜」










阿寒湖近くのコンビニで、おにぎりとたくさんの水を買って
いざ登山口へ。快晴のお天気が気持ちいいが少し暑い。
「登山口はこの辺りのはず・・・」車の中からキョロキョロ。
「あったあったここだここだ!・・・・・・ん?」
登山口の前まで来てあ然とした。
グルグル張り巡らされたロープに『登山禁止』の看板。
計画性のない気の向くままの旅の
ダメな面が浮き彫りになってしまったようです。
もっと、前もって調べておけばこんな事にはならなかったのに・・・・・・


『平成18年3月21日雌阿寒岳小噴火により
当分の間登山禁止にしますので
これより先には立ち入らないで下さい』と立て看板








オンネトー

気分を切り替え、登山口近くのオンネトーにやって来た。
正面には、今日登るはずだった雌阿寒岳が見える。
飛行機が飛んでいるようなゴーっという音は
雌阿寒岳の噴煙の音のようだ。
オンネトーを眺めながら、おにぎりをパクついた。
たくさん買ってしまったからな〜




駐車スペースの脇から
周遊コースが延びている。歩いてみた。

 




まるで鏡のような湖面に感動し、
神秘的な水の色に心洗われるよう。
なんと素晴らしいんだろう!
沈んだ気分が一気に吹っ飛んだ
オンネトーのハイキングだったのだ。



この日歩いたオンネトー周遊コースの入り口は、
オンネトー方面に進み最初にある駐車スペースの脇から延びています。
ここから終点のキャンプ場まではおよそ40分。
帰りは同じ道を引き返すか車道を歩いて戻ることになります。
ほとんどの人は車道からの眺めを
見るだけで帰ってしまいますが、出来れば周遊コースを回って
オンネトーの素晴らしさを実感してみて下さい。





次へ


各ページへリンク
10 11


HOME