8月15日(火) 8日目 




朝の散歩

今日は何日?何曜日?日時の感覚もなくなっています。
旅行中は毎日が日曜日だからね。贅沢させてもらっています。
仕事の事やいろいろな事を忘れて、楽しませてもらっています。
糠平温泉中村屋の周りを、エルと朝のお散歩に出かけました。

 

 








朝風呂、そして朝の牛乳

散歩から帰り朝風呂に行きました。
中村屋さんの温泉は露天、檜、タイル張りの3種類の浴室があります。
タイル張りの浴室は昭和20年代に職人が
小さなタイルを一枚一枚張ったものらしく、色合いに時代を感じます。
特に天井は波を打つように立体的に張られていていましたが
今ではそんな技を持っている職人さんがいなくなってしまったそうです。
檜風呂は、ご主人とスタッフのみなさんで檜の板を張ったものらしく
こちらは新しさを感じました。
露天風呂は入りません。混浴で落ち着けないからね。

部屋に戻り牛乳を「ぐい〜っ」とやります。これは各部屋に配られる
朝のサービスで、地元の『十勝しんむら牧場』の牛乳なのです。
上にはバターのようなクリームが浮かびとても濃厚で美味しい牛乳でした。
こんなサービスが嬉しい!








中村屋、バイキングの朝食

ずらりと並んだ朝食のおかずのお惣菜。
どれも体に良さそうだし元気が出るものばかり。
ふき味噌とか醤油の南蛮たれを豆腐にかけて食べた。美味かった。
今日、ごんごま家は以前お世話になった
ペンションに遊びに行くのだそう・・・
我が家は・・・











出発前

今日もそれぞれの旅に向かう。
「それじゃ!」








タウシュベツ川橋梁

国道273号線を曲がりタウシュベツ川橋梁へ向かうと、
緑のトンネルのダートになった。車やバイクの旅人が行きかう。
自転車に乗った女の子の旅人が一人、ガタゴトとダートを走って
タウシュベツ川橋梁へ向かっていた。とっても頼もしい旅人だった。




旧国鉄士幌線の鉄道橋、
タウシュベツ川橋梁を目の前にする。
コンクリートのアーチが連なった美しい橋だが、
ところどころが朽ちかけ寂しさすら感じる。
1973年に造られたこの橋は、今は旅人たちを
楽しませる景観となり糠平湖に浮かんでいる。
『幻の橋』ともいわれ、
糠平湖の水かさが増える6月頃から湖面に沈み
10月には湖の下に隠れてしまうのだそうだ。
冬になると凍結した湖面から再び姿を現すのだという。

さっき追い抜かした自転車の女の子も
ここにたどり着きこの景色を眺めていた・・・
哀愁漂うタウシュベツ川橋梁なのでした。











流星の滝 銀河の滝

人も車も多い観光地っぽい観光地に来た。
観光バスからたくさん人が出てきた。一気に賑やかになった。
カメラ目線でポーズを取っているエルに、あちらこちらからエールが送られる。
流星の滝、銀河の滝の2つの滝が見える双瀑台への
階段をハアハアゼーゼー駆け上がった。
蒸し暑くって滝のような汗が流れたのでした。





双瀑台より流星の滝と銀河の滝(右)を眺める。








層雲峡の『ラーメンハウス 登山軒』

「旭川ラーメンが食べた〜い!」で宿を出発したが
旭川までは、まだ時間がかかりそう。
ガイドブックを見ると、層雲峡で
旭川ラーメンが食べられると載っている。
「そこに決めっ!」




『ラーメンハウス 登山軒』
テラス席完備、
ワンコ用のお水もサービスしてくれる。
「ワンコも歓迎!」これ重要ポイント!




見て見てこのチャーシューの量!
左が醤油味の『チャーシュー麺』、
右が野菜たっぷりの味噌味『特製旭川ラーメン』。

 




「いただきま〜すっ!」




チャーシューをかき分けかき分け
麺をつるつる〜〜〜
美味い!それ以外に何も言うことなしっ!








遠回り・・・

午後2時前、ラーメン屋を出発。
「富良野美瑛を回って宿に戻ろう。もしかしたら、美瑛に行っている
ごんごま家とばったり会えるかも知れないしね。
きれいな風景も見れそうだしね!」。
ちょっと遠回りかな?なんて思いながら富良野美瑛を目指す。
しかし遠いのなんの。しかも、『ぜるぶの丘』の手前で大渋滞。
宿をカーナビに入力してみると到着予想時間はなんと午後9時30分。
思った以上に遠回りだったようだ。
あせったあせった、観光どころではなくなってしまった。
距離も考えずに突っ走ってきたのがいけないのだ。
午後5時、日が落ちた南富良野の丘の景色を
エルママにカメラを渡し撮ってもらう・・・
糠平温泉中村屋まで、あと100Km。








健闘ねぎらう晩御飯

午後7時前、やっと中村屋に到着。達成感すら感じた。
本日の走行距離およそ360キロ、
美瑛から先は、何時に到着できるかを考えながらの
熱の入った運転になってしまった。
(決してスピードを出したという訳ではありません。)
ある意味、充実した時間だったかも知れない。
もうとっくに到着して、温泉に入って、のんびりしているんだろうなと
思っていたごんごま家も、遊びに行った美瑛のペンションからの帰り道の
遠さに苦戦していたようで、我が家とほぼ同時のご帰還となった訳なのです。
「いやいやお疲れ様!」

休む間もなく今日の晩御飯の時間。
今日の健闘をたたえあい(?)中村屋自家製の果実酒でカンパイ!
テーブルに並べられた料理の数々に目を丸くし、
その後も出てくる料理にビックリ仰天。
然別湖のオショロコマと、ナンとか豚のナンとか焼きとか、
ナンとかのカンとか・・・・・・
今まで食べたことのない料理に感心して
驚いて、「美味い美味い!」の連続。
一品ずつ料理の説明をしてくれたんだけど
結局ほとんど覚えていないな〜
ごんごま家と楽しい宴だったことだけは覚えているんだけどね!




自家製果実酒は種類も豊富、効能もいろいろ。
市販されているような取って付けたような味ではない。
ほのかに香る香りを楽しむ。










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